現場のはなし・見学のすすめ
📝 現場のはなし:知っておくと役に立つこと
入所者の7〜8割は女性です。男性は「家で介護を受けたい」と望む方が多いためか、施設では女性が大半を占めます。 そのため空き(ベッド)は女性のほうが出やすく、 男性の枠は空きが出にくい傾向があります。男性の入所を考えている場合は、 早めに動き始めるのがおすすめです。
医療ケアの内容によって、受け入れの可否は大きく変わります。たとえば尿閉などで尿道カテーテル(バルーン)を使っている認知症の方は、 ご自身で管を抜いてしまうことがあるため、受け入れできない施設が少なくありません (とくに男性は難しいことが多いです)。当てはまる場合は、 申込みの前に施設へ直接確認しましょう。
あきらめる前に、泌尿器科に相談する道もあります。尿閉の原因が前立腺肥大などの場合、いまは体への負担が少ない手術が 保険適用で受けられるようになっており、高齢の方でも受けやすくなっています。 手術でカテーテルが外れれば、申し込める施設の幅がグッと広がります。 まずは主治医や泌尿器科の先生に「施設入所を考えているので、 カテーテルを外せないか」と相談してみてください。
特養の「何百人待ち」の実情など、施設ごとの現場のはなしは 各施設のページにも載せています。
🚶 候補が決まったら、必ず見学に行きましょう
いくつかの施設を候補に選んだら、時間の許す限り見学に足を運んでください。 パンフレットやウェブサイトでは分からないことが、行けば必ず見えてきます。 見学のときは、こんなところに目を向けてみてください。
- ✓入所者さんたちの表情 — 穏やかに過ごしているか。よい施設は、暮らしている方の表情に表れます
- ✓清潔さ — 館内のにおいや汚れ。掃除が行き届いているかは、ケアの丁寧さの目安になります
- ✓おむつ交換の頻度 — 1日に何回交換しているか、遠慮せずに聞いてみましょう。答え方にも施設の姿勢が出ます
- ✓スタッフの様子 — 入所者さんへの声のかけ方、すれ違うときに挨拶があるかどうか
できれば食事やレクリエーションの時間帯に見学させてもらうと、ふだんの様子がよく分かります。
🔰 はじめての方へ
施設えらびで迷ったら、まずお住まいの地域包括支援センター(高齢者の総合相談窓口。無料)か、担当のケアマネジャーさんに相談するのが近道です。 このサイトは「相談の前に、種類のちがいをざっくりつかむ」ためにお使いください。