病院(医療機関)
療養型病院療養型病院(医療療養病床)
長期の医療が必要になったときの「入院先」
どんなところ?
病状は落ち着いているものの、たんの吸引・経管栄養・点滴・酸素など、医療的な管理が長期間必要な方が入院する病院(病床)です。介護施設ではなく医療保険での「入院」なので、要介護認定がなくても入れます。特養などで暮らしている方が、長期の医療が必要な病気になったとき、ここへ転院するケースもあります。
基本情報(目安)
- 対象になる方
- 病状は安定しているが、継続的な医療処置・管理が必要な方
- 介護度
- 要介護認定は問わない(医療の必要度で判断)
- 認知症の受け入れ
- 受け入れ可能
- 医療ケア
- ◎ 病院なので最も手厚い(24時間の医師・看護体制)
- 入居時の費用
- 入院なので一時金なし(0円)
- 毎月の費用
- 目安 月10〜20万円程度(高額療養費制度の対象。差額ベッド代は別)
- 住める期間
- 医療の必要度が続く限り入院可(下がると退院調整になることも)
- 入りやすさ
- 地域・病院による(相談員経由で探すことが多い)
👍 よいところ
- ✓重い医療ニーズがあっても長期で受け入れてもらえる
- ✓高額療養費制度が使えるため、費用が青天井にならない
- ✓看取りまで対応する病院が多い
🤔 気をつけたいところ
- !病院なので、生活の場としての自由度は低い
- !病状が安定して医療の必要度が下がると、退院や転院を求められることがある
- !リハビリや外出の機会は施設より少なめのことが多い
📝 現場のはなし:特養にいても、転院になることがある
特養などの介護施設は「生活の場」なので、対応できる医療には限りがあります。長期の医療管理が必要な病気になったときは、施設を退所して療養型病院へ転院する、という流れになることがあります。
「一度入所したらずっと安心」と思いがちですが、病状によって住まいが変わる可能性があることを知っておくと、いざというときに慌てずにすみます。
💡 えらぶときのポイント
- ・探すときは、いま入院している病院の「医療相談員(ソーシャルワーカー)」に相談するのが近道です
- ・同じような役割の「介護医療院」(介護保険の施設)と、どちらが合うかを比べてみましょう